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渋沢栄一とヘッジファンドにリスクマネジメントを学ぶ―キーワードはオルタナティブ
渋澤 健
渋沢栄一とヘッジファンドにリスクマネジメントを学ぶ―キーワードはオルタナティブ
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 96925位
おすすめ度:
発売日: 2001-10
発売元: 日経BP社
発送可能時期: 在庫あり。

面白い切り口、しかし主張はピンボケの感あり。
ヘッジファンドと渋沢栄一を「リスク・マネジメント」という切り口から解釈を試みた書である。大きく分けて、前半ではヘッジファンド界を俯瞰してリスク・マネジメントの実際を学ぶ。 後半では渋沢家の家訓からリスク・マネジメントの理念を学ぶ。最後に両者に通ずる理念と柔軟性、「攻め」「守り」そしてそれらを実行するタイミングの重要性を確認するという構成になっている。ヘッジファンドと渋沢栄一は共に、究極のリスクマネージャーであるということについては論を待たない。だが、本書の論の展開はやや強引であるという印象を持った。著者の経歴を考えれば、ヘッジファンドについても渋沢栄一についても、別々の本としてもっと深い記述ができるのではと感じた。

ヘッジファンドのイメージをつかむのに役立つ。
・イメージがわきやすい書き方になっており、ヘッジファンドについて読む最初の本として適している。
・(1)ヘッジファンドの種類(「グローバル・マクロ」、「マーケット・ニュートラル」など)、(2)ヘッジファンドのトップの人物像、(3)ヘッジ・ファンドが失敗するのはどのような場合か、(4)オルタナティブ投資の種類(「ヘッジファンド」、「バイアウトファンド」、「ディストレスト・ファンド」)など)、(5)運用委託にあたっての投資家の考え方、(6)ファンド・オブ・ファンズの長所と失敗例、など有用な情報が多い。
・単なるヘッジファンドの解説書ではなく含蓄のある本で、P.220以降の数ページで、米国の基金による、社会貢献などのための寄付金を稼ぐための資金運用について述べている。一方、日本の税(国家)による富の再分配の問題点(納税者の意図と違った使い方、特殊法人などでの浪費など)についての指摘がある。
・「渋澤家の家訓」について述べられているが、これはヘッジファンドとの関連性を別にしても興味深く、少々説教くさい面はあるが一読の価値あり。

残念ながら、あきれるほど多数の誤字がある。「億」とすべきところを「憶」としている箇所が多数。「上昇」とすべきところが「上層」となっている(P.127)。脱字も何箇所かある。日経BPの担当者にはチェック能力がないのだろうか?



ヘッジファンドに対する誤解を解く
日本人の多くが未だに抱いている、『ヘッジファンドはよくわからな手法を用いて、ひたすら利益のみを追い求める』という誤解を解いてくれる本。
実際にヘッジファンドに在籍した著者の言葉で語られるヘッジファンドの実態は、まさにリスクを『ヘッジ』するファンドであるということ。
特に、『リスクマネジメントがしっかりしているからこそリスクが取れる』という点は、せっかくリスクマネジメントを確立してもリスクをとろうとしない邦銀の経営陣に聞かせてやりたいものだ。

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