2017 02 / 01 last month≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03 next month
スポンサーサイト  --/--/--  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 | スポンサー広告  | Page Top↑
国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来
富田 俊基
国債の歴史―金利に凝縮された過去と未来
定価: ¥ 6,300
販売価格: ¥ 6,300
人気ランキング: 50163位
おすすめ度:
発売日: 2006-06
発売元: 東洋経済新報社
発送可能時期: 在庫あり。

国債の歴史だけど、国債の歴史でない!
これを読むと、国家だとか、信用だとか、通貨だとかの理念がしみわたってきます。
お勉強として、いろいろ経済を学んであーだこーだいろいろ言いますが、そんなのよりよっぽど経済センスが磨かれると思います。
あーなると金利がどうだとか、民主主義だとか自由経済が前提で理屈を学んでも、それ以上の論理で何かが変わったりする時にも、必ず力になってくれる気がします。
非常に内容が濃くて、大著だと思いますが、せっせとせっせと読みました。
経済を志す人にはぜひ読んで欲しい本です。

国債
国債の歴史と金利の相場がわかります。
かなりがんばらないと読破できないと思いました。

国債市場は、絶えず民主主義の健全性を推し量ろうとしている
 日本の借金は、国債だけで670兆円、ほかに政府短期証券なども加えると800兆円を超え、膨大な数字にもかかわらず、ここのところの景気回復による税収の伸びなどもあり、ひと頃言われていた危機感は、遠のいているような気がする。
 以前からよくある議論としては、国民の金融資産が1400兆もあるので問題ないというものである。また、政府は2011年度には、プライマリーバランス(税収から国債の利払い+歳出を差し引いたもの)を均衡させると宣言しており、実際07年度予算では、最悪期の4分の1以下になるとしている。
 世間では、これで消費税の税率アップも必要なくなったという議論も聞かれている。

 本書は、序章「市場の警告」で、すでに日本の国債は危険水域に達し、外貨建てで見ると明らかに信用リスクプレミアムが乗せられているというところを解き明かすところからはじまる。
 ここを議論の起点として、外国人による保有が少ない、貯蓄超過だからだいじょうぶと言った議論を、閉鎖経済的な考えであるとして明治期や戦前の日本の国債と対比している。
 第1部以降は、イギリスにおける「国債」の誕生から、ナポレオン戦争や南北戦争、二つの世界大戦と歴史的にたどり、壮大な国債史とでも言うべきもので、国債の本質に迫っている。
 こうしてみると、戦争と国債との関わり合いから、国債は進化してきたものであり、現在は景気変動への対策として変質しているものの、破綻と信用回復の歴史であったと言えよう。
 
 われわれは膨大な国債をどう処理していくべきか、処方箋は書かれてはいないが、著者が最後に言う「国債市場は、絶えず民主主義の健全性を推し量ろうとしている」に深い意味を感じる。

スポンサーサイト
仕事のヒント☆ | ユーロ  | Page Top↑

ブログランキング

プロフィール

最新記事

月別アーカイブ

カテゴリ

忍者

RSSリンクの表示

相互リンク

QRコード